美容コラム

背中トラブルで気になるのが、背中に出来るニキビです。
顔にTゾーンがあるように、背中にも皮脂の分泌が盛んなTゾーンがあります。

背中ケアを怠っているなどで背中が乾燥すると、より水分の蒸発を防ごうとして皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
また夏になるにしたがい、汗の量が増えてきます。
皮脂と背中についた汚れ、汗や不必要な角質が混ざることで、角栓がつくられてしまいます。
この角栓が原因となり、背中ニキビが出来てしまうのです。

背中トラブルが起きる理由の1つは、入浴中の背中の洗い方にあります。
まず背中を洗う時は、湯船につかって肌を温めるようにしましょう。
体を温めることで毛穴の汚れが取れやすくなります。
そして背中の角栓が気になる場合は、背中を最初に洗うことをオススメします。
その際は、ゴシゴシと力を込めてこするのではなく優しく洗ってください。

またボディソープやシャンプー剤などをすすいだ時に、背中にこれらの成分が残っている場合があります。
さらに体や髪を洗うときに熱すぎるお湯を使うことでも、背中にダメージを与えてしまうケースがあるので注意しましょう。

一方で、背中に密着する肌着にも気をつけることが必要です。
化学繊維で作られた肌着は、汗を吸収しにくく通気性が悪いといった面があります。

また、衣類のタグや縫い目が肌へダメージとなる恐れもあるのです。
背中トラブルに悩まされている場合は、肌着の素材にも気を配るようにしましょう。
シルクや綿、麻といった素材のものに替えてみてください。

このようなダメージにより肌バリアが正常に機能しなくなると、外的な刺激から背中を守れなくなってしまい、ニキビや乾燥といった背中トラブルを起こしやすくなります。

入浴後は化粧水などで背中にうるおいを与えて、保湿をしっかりと行いましょう。
ただ手が届かない部分には、ミスト化粧水などを使うと便利です。

また、乾燥が気になるときはキッチンペーパーに化粧水をつけて、背中に貼る方法もオススメします。

また、保湿のために背中にボディミルクを塗るときは、ガーゼタオルを使うようにしましょう。
タオルの中央にボディミルクをのせ、背中を洗うようにタオルを動かして伸ばしてください。

このようなケアを行って、夏になっても自信を持てる背中を作りましょう！